みなさんこんにちは!
りっちゃんハハです(^o^)/
ヤマハっ子さんのご家族から、毎年この時期になるとご相談いただく、
“来年度の進路問題”
今日はこのことについて、お話しできたらと思います!
娘は今、ジュニア専門コースの4年目ですが、
私も進路については悩みに悩みました。
どういう理由で悩んだのか、
どうして決断したのかなど、
この記事では我が家の体験談を書こうと思います。
ただ、あくまでうちの場合のことであり、私の主観も多々入っているので、
子どもはひとりとして同じ子がいないこと
というのを頭の片隅に置いて読んでいただければと思います🌸
ヤマハのジュニア科にはいろんなコースがある
説明下手なので…ヤマハさんから画像を拝借しますね…
心の声
え…しょっぱな…?ブログとは…?
(´・ω・)
この画像の通り、ヤマハにはいろんなコースがあって、
幼児科を2年修了するとジュニアに進級しますが、その時のコース選択と専攻楽器選択にはかなり悩まれる方もいらっしゃるかと思います。
少しずつ形態が変わってきているようなので、最新の情報はヤマハ公式HPをチェックしてみてくださいね!
元々は総合コースに進もうと思ってた
ここからは我が家の体験談を記しますね!
幼児科2年目の当時、進級先を考えるためにもらったパンフレットを見て、
ジュニア科にはいろんなコースがあることを知ったハハは、
総合コースに進ませる気満々でした。
娘本人は、どこでもいいよ〜って言ってました。
5歳年長の娘はよくわかってなくて。
私もJ専なんて考えてなかったし、
J専の説明は娘にしていなかったのです。
そして進路相談の面談日。
(幼児科2年目の秋~冬ごろ←楽器店によって異なると思います)
当時の幼児科の先生と、受付の方と、娘とハハの4者面談。
希望の進路を聞かれて、迷いなく総合コースでと伝えたら、
先生も、わかりました〜みたいな感じでした。
専攻楽器はどうするか、個人レッスンは月に何回つけるか、
など相談してたんだけど、その話の流れでふと、
6月のコンクールに出てみたら?と、おっしゃっていただいたのです。
専攻楽器を決めた時のことはこちらの記事で↓
コンクールなんてJ専の子がやるものだと思ってたハハ
コンクールのコの字も興味がなかった私たち親子。笑
娘よりも上手な子なんて世の中溢れかえっているわけで。
ヤマハはグループも個人もそれぞれ年に1回ずつ発表会があるから(※楽器店によると思います)
それで十分〜なんて思っていたのです。
なので、コンクールの話は本当にビックリして、思わずその場で、
「J専の子が出るものだと思ってました」
と、言ってしまいました。
そしたらなんと先生、
「あ、J専もいいねぇ、りっちゃんJ専行ってみたら?」
…と、ほんのりJ専を勧めてもらい。
そしたら受付の方には、
「J専いいと思いますよ〜!すっごくオススメ!」
…と、割とゴリ押しされ。笑
私は私で、
「先生、またまたぁ〜笑」
…みたいなノリで、
娘に至っては話を聞いていなかった。笑
面談は結局答えが出ずに時間になってしまってそのまま流れで終わってしまったのですが、
そのあとレッスンの時などに先生や受付の方と話すたびにJ専の話になり、
あれ、これは本格的にJ専に誘われているのかもしれない…
と、気がついたのが1月ごろでした(かなり遅め。笑)
そこで初めて本人にJ専の説明をする
ジュニア専門コース、略してJ専。
ヤマハのコースの中では唯一オーディションがあるコースで、
ジュニア科の中では割とガチめなコースです。
小学6年生までにグレード5級取得のカリキュラムが組まれています。
コースの概要を調べに調べて、ハハは察しました。
「あ、これ、ヤマハ漬けになるやつや…」
…と。笑
こういうコースもあるんだよと、娘に説明しました。
そしたら娘、
「エレクトーン上手くなって1位になりたいからJ専にする!」
と、迷わずJ専を選択。
ちなみにその時コンクールの説明はしてなかったので、
なんの1位かは不明です。笑
当時幼稚園年長の娘、
きっとナニカを妄想したのだと思います。←
ハハは迷いに迷っていた
娘は即決していましたが、元々総合コースに進級してもらう気満々だった私は迷っていました。
迷ってるというより、
覚悟を決めきれなかった。
時間もお金も取られるJ専に進級したところで、
将来音楽の道に進むかどうかも本人次第だし…
未来はどうなるかわからないのに、
確実にヤマハ漬けになるであろうJ専に行くことは
果たして正解なのかわからない…
そして絶対大変な毎日になってしまう…
というのが、私の本音でした。
ぶっちゃけていうと、
J専は諦めてほしかったのです。
なので、J専にいったらまったく遊べなくなるし、
放課後ずっと練習だし、
かなりキツイんだよ
…っていう思いつくかぎりのデメリット(?)をたくさん娘に伝えて、
諦めてもらう作戦をとった私。
心の声
じゃあJ専の説明しなきゃよかったのでは…?
進級した後からJ専の存在を知った方が面倒なことになると思って…
娘の覚悟はとうの昔に決まっていた
私がグダグダとJ専の大変さを語っていると、
娘がひとこと。
「いいの。だって、エレクトーンが私の全部だから。」
真剣にそう話す娘の姿をみて、
J専に決めました。
私は覚悟できずに渋っていましたが、
娘はとっくにそんなのは終わっていて。
なんか一歩先を行ってるみたいで、
その時初めて娘が大きく見えたのを覚えています。
その時の私に適した顔文字がこちら↓
/(^o^)\…MAJIKA
心の声
ハハ潔く覚悟決めろよw
…こんな感じでJ専を決めたのは3月くらいだったと思います。(※かなり遅いw)
私が迷ってた時期が長めです。
その間、いろんな方のJ専情報をブログやSNSで見たりして、
禿げかかる勢いで悩みに悩みまくっていたので、
この記事がどなたかの役に立ってもらえれば、嬉しくて涙ちょちょぎれです。
J専のレッスンについていけるかの不安、最初はあった
もとより、発達が少しゆっくりめな娘。
人の話も聞かないし、聞いたとしてもそれを頭で処理して理解するのに時間がかかる。
実際の娘の幼稚園での集団生活では、
特に問題はないと言われていましたが、
家で娘と接すると、
5歳にしては幼すぎるな…と思うところ多々ありでした。
誤解を招くとあれなので言っておきますが、
別にそれが良いとか悪いっていう話ではなく、
それが娘なんだという感じで思っていました。
幼児科の時は保護者同伴が必須なので、
私は必死にフォローしていたりしましたが、
ジュニアに上がると同伴ではなくなります。
そういった意味でついていけるか心配だったし、
そんな娘と先生との相性もまた心配でした。
でも最初の数か月は、親も入室出来てグループレッスンの様子を見る事ができたので、
レッスン状況や娘の出来具合も把握して、
家での練習につなげていたので、なんら問題はなかったです。
(グループレッスンに入室できるかは楽器店によると思います)
J専のグループレッスンは、
みんな弾けて当たり前
レッスンのスピード超早っ
…な、イメージがあったので、
それなりに予習復習をしっかりやってレッスンに臨んでいましたが、
最初はそこまで極端に厳しい、
というほどでもなかったです。
ただ、J専なので。
やっぱりそういう向上心が高い子たちの集まりだな、
というのは感じています。
ちなみに、娘のグループは最初6人いましたが、
4年目の今では4人になりました。
それもまた、現実です。
うちのグループの専攻楽器の割合
4人グループの中で、2人がエレ専攻、2人がピアノ専攻です。
(最初はE専2人、P専4人でした)
色んなグループのお話を聞いていると、
全体的にピアノ専攻が多いと思います。
それでも、グループのアンサンブルの時はエレクトーン使用です。
家にピアノしかないからと、アンサンブルの本番前だけ教室をレンタルして自習する子もいれば、
ピアノに紙を貼って音の出ない疑似エレクトーンで練習したり、
色々と工夫されている方もいらっしゃいます。
本番前ではない時期でも、テキストのアンサンブル曲をレッスンで弾くので、
徐々にエレクトーンの操作やタッチ感は覚えていくかと思います。
結論、
P専でもアンサンブルは練習の工夫次第
…と、私は思います。
J専の大変なところ
最後に、J専で大変なところを箇条書きにしてみます。
●時間がなくなる・時間に追われる
まず、宿題が多くて重いのはデフォルトです。(笑)
加えて発表会などの行事が多くて、それに向けての準備をするので、放課後は遊びに行ける頻度は少ないです。
小3までは週1でなんとか遊びに行けていましたが、小4の今では学校が4時間授業の日にしか遊べなかったり…(^_^;)
でも今の時代、みんな塾やなんやで遊びに行かない子が多いので、学校で浮くことはないみたいです。
●親子バトルが勃発する
低学年のうちは一緒に練習をすることが多かったので、それはそれは…。
4年生になった今、娘だけでやることも多いけど、なんせ反抗期でそれはそれは…。
表に出していないだけで、楽しく練習できないときなんてザラにあります。
●難しい曲で弾けなかったりすると八つ当たりされる
ゆえに、ハハは忍耐力が試されます。
ちなみに私は忍耐力皆無です。←
●寝る時間が22時過ぎることが多い
睡眠時間は大切だと思うので、21時半には寝室にいくようにしていますが、
寝る直前まで弾いているのでアドレナリンが出てて寝付くまでに時間がかかります(笑)
あとは、作曲が入ってくると、気が付いたら22時超えていたり。
●レッスン代だけじゃない出費
まずテキストを半年に一度買います。そして2年毎にレッスン料が値上がり。
その他にも楽譜やデータ購入などで地味に出費、本番のたびに参加費用やらドレスやら交通費やらで出費…年間総額えげつない(^_-)-☆
●とりあえず毎日ヤマハ漬け
グループのお友だちの中にはヤマハ以外にもガチめで習い事をしたり、お勉強を頑張っている子がいますが、それでも毎日ピアノの練習は欠かさないと言っていました。
我が家の習い事はヤマハだけですが、学校の勉強がやっぱり年々難しくなってきているので、
それもやらないといけない、でもピアノやエレクトーンの練習も、となると、本当に時間に追われます。
結論、親も覚悟とサポートが必要
J専どうするか、J専行ってもついていけるか、P専の場合アンサンブルについていけるか…などなど、
多くのご相談をいただきます。
そもそもこんなことで悩んでいるのは自分だけなのでは?
悩むくらいならJ専進級はやめた方がいいのでは?
…そんなことないです。
みなさん、同じように悩んでいます。私も悩みました。
そして今はまた違う悩みもあります。←
大変なことが多いJ専ですが、それはたぶん私がそう思っているだけで、
本人は意外とケロっとしていたり。
本番に向けて準備することも、作曲に悩むことも、時間に追われることも、
ずっとそうだったから、
娘にとってはデフォルトなんだと思います。
そういう大変さを知ってJ専を自分で決めた娘。
私はその理由や決意を娘が忘れてしまわないように、
1年生の頃はJ専に決めた時のことを頻繁に娘に話していたりしました。
その場限りの覚悟にならないように。
小学生のうちの習い事は親のサポートが必須だと私は思います。
内容に口を出すのではなくて、向き合い方の話です。
J専に行くことを子どもが決めたなら、
やっぱりそれなりのサポートをするべきだと思います。
それも、根気よく。
…とか言って、簡単にいうけど、
それが難しいんだよねぇ。
どうやってサポートすればいいかわからないというご相談もたくさんいただきます。
でも、私も人に褒められたサポートなんてしていないのです。
なにが正解かもわからず、日々自己嫌悪です。ほんとです。
ただ、これだけは常に思っています。
娘は娘。自分の分身ではない。
心の声
いや…最後いい事言うんかと思いきやw
娘の人生は娘のものなのだよ
まとめ
進級は本当に悩みますよね。
時間もお金も、そして親の労力もかかるJ専。
本当に大変なことが多いですが、
やりがいは、かなりあります。
音楽を総合的に学ぶので、身につく知識も多いです。
もはや私より娘の方が詳しかったりします。
心の声
それはハハが詳しくないだけじゃ…
え?
心の声
え?
J専に入るチャンスは一度しかありません。
お子さんとママさんパパさんの覚悟が決まったなら、
挑戦してみることをオススメします。
そしてサポート、一緒に頑張りましょう~!!
ではまたっ(^o^)/